

病気をwikipediaで見ると、「病気は曖昧な概念であり、何を病気とし、何を病気にしないかについては、様々な意見があり、政治的、倫理的な問題も絡めた議論が存在している」とあります。
病気は健康や経済及び人生までも左右し、生命にも関るほどの影響力を持っています。しかしながらWikipediaにもあるように、いたって不明瞭な概念しかないことに戸惑う人も多いのではないでしょうか。信じられないかも知れませんが、現代西洋医学は、病気cat.1(カテゴリー1、の「病気」Sickness)の原因が分からない、ほとんど全ての病気の真の原因が分かっていないのが現実です。
病気の原因が分からなければ、本来治療のしようもないはずです。しかし、原因が分からないまま、症状だけを抑えるための対症療法を行っています。病気cat.1の症状には、例えば、発熱、咳、寒気、嘔吐、下痢、発汗、痛み、痒み、発疹、怠さ、その他多くの真の健康回復への優れた有効作用があります。

対症療法が、多少は役立つこともあると思いますが、対症療法がおこなわれている限り、病気と患者数は激増することは間違いありません。対症療法に頼っている患者ほど、真の健康を取り戻すことはできないと考えられます。
従って、病気cat.1、に対する対症療法という、療法という単語には嘘偽りがあります。患者は、真の健康を取り戻すための有益な治療だと勘違いします。
対症療法は、病気ではなく、障害に対しては抜群の優れた効果を発揮し、患者の命を救う確率がかなり高いことは、一般的にも知られている事実かと思います。病気ではなく、障害ならば、MRI/磁気共鳴画像等で原因が分かります。迷うことなく、現代医学治療を一刻も早く受けなければなりません。

ガンや大病、患者数やあらゆる病苦を激増させながら、対症療法がおこなわれているのか、熟慮していただきたいと思います。現代西洋医学は、カゼなどの病気(カテゴリー1、Sickness / 通称「病気cat.1、」とする)の原因ですら未だ分かっていないために、熱が出れば下熱剤を、咳ならせき止めの薬を。これは、根本から治す「根治療法」ではなく、原因が分からないために行う、その場しのぎの対症療法です。対症療法は、一つ間違えると命取りにもなります。死に至らないまでも、副作用や医原病による心身の支障や障害、医原病をつくり出し医原病死が激増してきたことも事実です。これ等の根本原因は、まぎれもなく病気の原因が分からないために生じています。

現代西洋医学は、このような重大な病気の原因や、どのようにしたら病気は根治して、どうしたら病気をしないで済むのか、が分かっていないだけではなく、その研究をしようともしないのが現状です。病気の原因が分かれば、根治療法が行われ、結果として病気が激減し、患者がいなくなることは確実です。患者がいなくなって困窮する人たちがいるのでしょうか。病気や患者が増えないと困る人たちがいるのでしょうか。

病気とは何か。生命に関る、この最も重要なテーマが、軽んぜられ、開けてはいけないパンドラの箱のように、タブー視され、放置され、ないがしろにされているのは明白です。
病気の真の原因が分かれば、2人に1人がかかるガンを激減させることが出来ます。ガンだけではありません。ガン以外の全ての病苦や総患者数、障がい者、寝たきり患者、副作用、医原病、国民医療費、その他多数の苦しみ等々を激減させることが出来ます。そのために、先ずは「病気の3分類」を明確にしなければなりません。
今回の「病気の3分類」では、病気がどのようなものなのかを3つに分けて分かりや易くするとともに、病気の真の原因と、病気の持つ健康回復への有効作用について、概略のさらにほんの一部に過ぎませんが記述することにしました。

古くから伝わる四百四病(しひゃくしびょう)とは、病気の種類が404種あるとの意です。しかしながら、今では病種は、一説によると10万種類ともいわれています。ガンの種類だけでも何百もあります。一種類の薬に少なくとも30以上の副作用があるとも言われています。早かれ遅かれ副作用は、軽度のものから支障や障害まで、身体に悪影響を与えることは間違いありません。

薬を一時的に使用したのか、または、十数年使い続けたか、さらに生活習慣や患者の体質や健康度よっても、障害の出る確率や出方にも諸種違いが生じます。医療が原因で発生する支障や障害を医原病と言いますが、米国では医原病死は年間80万人、医原病患者数は、医原病死(80万人)の100倍にもなるのではないかと思われます。医原病の患者に薬が処方され、治療を行うためには、障害にも病名が必要となります。医原病が激増し、病種もますます増えることが懸念されます。


現代医学は、病院、治療機器、諸種技術、その他すべてが大発展を遂げて来ました。ただ何よりも残念なことは、その発展の期間にも病苦や患者数が猛烈に増えたことです。問題は、今までに増して、今も増え続けていることです。ガン、大病、寝たきり患者数、障がい者、病苦、総患者数、医原病、病種、国民医療費、等々一度として減少の兆しすら見せることなく、激増に激増してきました。
2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死亡しています。現実をしっかりと認識することは、現代を生きる私たちにとって必須であり、家族や周りの人たちのためにも、私たちに課せられた使命でもあると言えるのではないでしょうか。


病苦や患者数を激減させるには、病気とは何かを解明すること、病苦や障害、患者数が激増した最大原因の究明にあると確信します。病気(カテゴリー1、Sickness / 通称「病気cat.1、」とする)とは何かを明白にすることが、病苦を激減させ、「ガンや大病ゼロ0宣言」を達成させ、真の健康を取得するうえでの必須条件だと考えています。

病気は全て健康の敵であり、生命に脅威をあたえ障害をもたらす最も恐るべき人類の敵だと、決めつけ病気cat.1と戦っていることが、病苦を激増させる最大の問題であり原因であると考えられます。したがって、現代西洋医学は、病気の真の原因が分からないまま、病気を攻撃する対症療法を行い、一時的に病気の症状を抑えられたとしても、その結果究極的には病苦や患者数、障害を多発させたと言えます。

病気とは何か? 「健康の反対(対義語)は、病気(cat.1、)ではない。健康の反対は不健康である。病気とは、不健康原因を除去し、不具合を調整あるいは自己治療して、体質を改善し、根本的に真の健康を取り戻すための、優れた自己浄化治療作用(自己浄療作用)の行われている状態のことである。

多くの病気cat.1、の正体は、自己浄化治療作用(自己浄療作用)であり、優れた健康回復作用であると、確信するに至りました。カゼに伴う発熱や嘔吐、下痢、発汗、痛み、倦怠感、その他、その症状の一つひとつに意味があり、体質改善や真の健康を取り戻す上での、多大な有効作用があると。
約60年間自然治癒力(病気有効論/通称:病効論)の普及活動を行う中に於いて、自然治癒体験や学術的経験を重ねるたびに、その確信はさらに強い信念となりました。
病気の全てが、健康回復への有効的作用を持っているわけではありません。昔から言い伝えられて来た四百四病(しひゃくしびょう)とは、病気が404種あったということを意味しています。現在は、障害にまで病名が付けられ、病気が10万種ともいわれるほど増えました。
したがって、病気の有効性理論を成り立たせる上でも、また、病気cat.1、の「自創式総合自然治療法」を行うにも、病気の3分類は欠かすことの絶対できない、必須条件となりました。

病気は、健康と同じく約5千年の歴史があると考えられますが、「自然治癒医学(真癒医学)」の見解を入れA、B、C、の3種類に分類しました。
*尚、文献その他からの索引は、かぎ括弧「」を付け文献名等を記述する事にしました。また、(sickness)、(disease)、(illness)は、カテゴリーの3分類の中に、当方で判断して、その意味を加え記述しました。

病気が3分類されたのは、いつ頃からなのかは、明確ではありません。しかし、医学の歴史の概略に触れることによって、ほぼ2千年前だろうと想像することが出来ます。
5千年以上前から今に続く、インド大陸に芽生えた高度な伝承医学アーユルヴェーダ(生命科学)があります。 身体だけではなく、心や魂のレベルから相乗効果を活かした、質の高い根治療法をベースとした古代医学。体質を改善し、健康を根本的に回復、維持増進する、現代に生きる私たちが学ぶべき点のたくさんある立派な医学です。
このような古代インドの医学を原点に、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)や中国医学は、共に世界三大伝統医学として相互に影響を与えつつ発展したと考えられています。病気の3分類は,ユナニ医学から、はじまったのではないかと考えられます。

6000年前の人骨が発見された、インダス文明の都市ハラッパ、この古代遺跡の破壊された壁面の一部に、「足のツボ治療」が刻まれたフレスコ画の破片が発見されました。今現在世界のいたるところで盛んにおこなわれている足ツボ療法は、5千年前には既に施術が始まっていたことが明白になりました。
「足のツボ治療」の古代からの秘伝には、人体に備わる何よりも優れた健康回復や体質改善による若返り能力を引き出す、驚異的な特効力があることに驚かされました。その素晴らしさを体験し実感したのは、参考文献だけではなく古代医学を学ぶためにギリシャ及びインド、チベットへ旅行した時のことでした。


1950年頃出版されたヒポクラテス全集には、自然良能や自然治癒力のワードがあったと記憶していますが、その後出版された全集からはそのワードが消えて見られなくなってしまいました。しかし、ヒポクラテス全集の内容から推測すると、2000年前後には病気は2分類または、今現在のように3分類(sickness・disease・illness)されていたのではないかと考えられます。(精神病は、psychosis/サイコシスと言います)


ストレス、暴飲暴食、運動不足、睡眠不足、等々が重なると、生体バランスが崩れ健康を害することが知られています。このような不健康状態(体質の悪化)がつづくと、私たちの生体は不調和を起こし無理がきかなくなります。この不健康状態を解消し体質の悪化を改善するための働きが人体には備わっています。その働きが、自己浄化治療作用(自己浄療作用)であり、病気(カテゴリー1、Sickness )なのです。熱や痛み、怠さや、嘔吐や下痢を伴うこともありますが、最も多くみられるのが誰でも経験することのあるカゼ(病気cat.1、)です。
健康の恐ろしい敵と思われ、対症療法等で攻撃されている病気cat.1(カゼ、その他多数)が、実は私たちの健康を回復させ、生命を正常に維持する上で必須的な役割を果たしてくれているのです。この事実を知って、病気cat.1、の有効性を活用するなら真の健康を保ち、元気なセンテナリアンとして人生をいつまでも幸せに過ごすことが出来ます。是非、「カゼは健康の神様」を参照いただきたいと思います。

しかし、障害に病名が付けられ、病気cat.1、と勘違いしたとするなら生命のリスクが生じてしまいます。
現在は、副作用や医療を原因とする多くの障害にも病名を付けて病気扱いをしています。ちなみに医原病について追記すると、数年前には、既に医原病死数は米国に於いて毎年約80万人が死亡。大きな社会問題となっていました。

副作用や障害にまで病名を付け、薬を使い治療しているのが現状です。したがって、病効論及び自然治癒医学(真癒医学)の「心、食、動、療、哲、環、医」7つの要因で根治療法を目指す「自創式総合自然治療法」を活用する上に於いて、障害と病気(カテゴリー1、のSickness)を明確にすることが必須となります。
現状では、一般的障害も病気も“十把一絡げ”で病気と考えられています。これは大きな誤りであり大変危険なことです。ましてや、病苦や患者を激減させ真の健康な人たちを増やし、健康寿命を大幅に延ばす上で、本来あってはならないことです。
薬を処方するには病名が必要なため、障害にも病名がついています。さらに障害の内容もますます複雑化しているので、充分な注意が必須となります。
繰り返し申し上げますが、障害は病気とは明確に区別することが必須です。暴飲暴食、過労、ストレス、老化、副作用、交通事故、医療ミス、医原病、先天性遺伝子疾患、その他の原因は何であれ、障害に対しては一刻も早い現代西洋医学治療が必須となります。
また、カゼのような「カテゴリー1、sickness(シックネス)」であっても、身体の衰弱や他の異常な症状や重篤な原因が予測される等、健康状態や症状が正常でない場合は、現代医学の診断や治療が欠かせません。
カゼ(病気cat.1、・sickness)のような体質改善による、根本的な健康回復への有効作用を持つ病気は、「病気の分類の、カテゴリー1、sickness(スイックネス)」に入ります。また、健康への有効作用を持つ、一般的な筋肉痛や暴飲暴食、軽い食あたりなどが引き起こす嘔吐や下痢なども、「カテゴリー1、の病気はsickness(スイックネス)」に入ると考えられます。
但し、念のために追記しますが、衰弱の度合いや精神面、その他異常な状態が感じられた場合は、障害に匹敵する原因も考えられるので、現代医学の診断や治療が必須となります。


「医者がかかわってもかかわらなくても 治癒する病気(自然治癒力や本人の努力で治癒するもの) 当人が自分の力で治すことができる病気には、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満病、痛風、便秘症、不眠症、自律神経失調症・・・等々が挙げられる」。(Wikipediaより抜粋)
ある医師は、「9割の病気は自分で治せる」というタイトルの本を出版しています。私たち、NPO法人 日本自然治癒力研究会としても永年の体験や研究から考えると、95%ほどは、この“カテゴリー1、の病気Sickness(病気cat.1)ならば自分で防御し、コントロールして、治すことも可能だと確信しています。

但し、病気と障害の中間にある、グレーゾーンについては、万全を尽くして早めに完治しておくべきであることを、強調したいと思います。心身の示す兆候をしっかりと看て、決して侮ることなく、また、恐れることなく1日も早く完治させることが重要です。
一般的なインフルエンザやカゼは、カテゴリー1に入ります。
sickness(病気)の英単語では、「病気になっている状態です。不健康な状態であり、具合、気分が悪いことを意味します。一過性の頭痛や風邪のように健康として大して問題にならないものを表します。病気の他に、吐き気やむかつきの意味も持ちます(英語類義語辞典より抜粋)」。

「医者がかかわって初めて治癒する病気(Wikipediaより抜粋)」(障害も含む場合がある)(Wikipediaより抜粋)」
Diseass(病気)の英単語では、「病名とその症状がはっきりしている具体的な病気(英語類義語辞典より抜粋)」。です。体内機能の何等かの異常を意味します。また、カゼや熱のような一般生活上の病気には用いられません。
エイズのような伝染病や癌などかなり深刻な重病で、命にかかわるようなニュアンスを持ちます。

上の図は、 左は 病気cat.1、(自己浄療作用)、そして、右に行くに従って障害になる確率が高まりますが、病気cat.2(disease)の場合であっても、少々の支障程度ならば、人体(生体)の持っている、「自己浄化治療作用(自己浄療作用/病気cat.1、)」によって、治ることも期待できます。*病障グレーゾーンとは:病気と障害の中間の状態を言います。

「医者がかかわっても、かかわらなくても治癒しない病気(Wikipediaより索引)」。
illness(病気)の単語「ill」の元の意味は「邪悪な、悪い、有害な、悪意のある、害悪、残酷、汚れた、不吉な」という意味合いがあります。これ等を総合して、病気を3分類する上で自然治癒力及び、現代医学でも治癒できない重篤な障害など、医者がかかわっても、かかわらなくても治癒しない病気としてillness(病気)を位置付け分類しました。


生活習慣病=ガンや障害の元凶となる
運動不足のうえ暴飲暴食が続くと、動脈硬化症を引き起こす確率が高まります。さらに、その状態が悪化すると、高血圧症を伴い、心臓や脳関係だけではなく、糖尿病を伴い内臓にも支障や障害が発生し、ガンのリスクも高まることが分かって来ました。
暴飲暴食、不摂生、運動不足、ストレスその他生活習慣の乱れが、諸種の体調不良や疾病だけではなく、ガンのリスクを高めることも知られています。また、動脈硬化症は、心疾患及び脳卒中その他、命は助かったとしても、多くの大病や治りにくい障害を引き起こす最悪と思える原因であることが、多くの研究や体験的データにより実証されました。十分気を付けましょう。

障害(医原病)や医原病死の驚異
生活習慣病は、自分自身でつくり出している心身への支障であり疾病であると言えます。したがって、根治療法として完治させようとするなら、自分自身で生活習慣を正していくことがベストであり、それしかないとも言えそうです。ガンや障害のリスクを避けるためにも充分注意しましょう。
生活習慣病の怖さは、上記リスクの他に薬や医療にかかり対症療法を行うことにより将来的に見た場合、副作用や障害が多発する確率が100%に限りなく近づくと考えられます。1種類の薬に30以上の副作用があることも、決して珍しくはありません。副作用だけではなく医療による諸種障害(医原病)や医原病死が驚くほど多く発生し激増しています。対症療法は、一時的には苦痛や症状を抑えられ、すぐに障害が発生しないとしても、さらに悪化して再発する可能性が高くなります。こうして、悪循環を繰り返しながら、さらに悪化してやがて障害が発生することとは残念です。このような、バットサイクルに絶対に巻き込まれないようにしなければなりません。対症療法が多いうちは、ガンだけではなく全ての病苦や総患者数、障がい者、寝たきり患者、副作用、医原病、国民医療費、その他多数の苦しみが、ますます増大し続けることは間違いないと考えられます。
決してそうならないために、「病効論(病気有効論)」を理解し、正しく実践する人を着実に増やして、「ガン・大病ゼロ0宣言」も同時に達成して行きたいと思います。

※楽しい革命ワークショップご参加の方全員に、順次差し上げます